空港でお手軽SF体験! カプセルホテル「9h(ナインアワーズ)」に行ってみた
わーブログっていうかクソブログメディアっぽいタイトルだー
askでブログ更新しろやって言われたのでします。
ことの発端は先週。GWお金使いすぎたなーってマネーフォワードチェックしてたら
なぜか増えてる何かの残高。
「なんだこれは…」とみるとなんとpontaポイントがついてたのでした。
ラッキーと思ったがそこはタダですから、じゃらん限定ポイントだったりしたわけです。
どーにかこれを使い切りたい!しかし今月はあと2連休すらほぼない!
遠出で宿泊は厳しいしそもそもGW金使ったっていってんだろ的な。
そこで思いついたのが日帰り旅行。バスツアーや温泉の日帰り入浴など、
片っ端から近場をチェックしてみます。すると、こんなものを見つけました。
ナインアワーズってカプセルホテル、ディストピアSF感があってよい、一度泊まってみたいな https://t.co/EfSArCReD2 pic.twitter.com/rwj7oEE3QW
— ティニー(おわり (@antiny__) 2017年5月16日
京都とか色々な場所にあるんですが、近場では成田空港にありました。というわけでポイントが切れる直前あたりにデイユースで仮眠しに行こうとは考えてたんですね。
そして今日。「全国的に暑いです。デブは死ぬ」「はあー!?」
というわけで、西向きであるところの我が家はじりじりと午後にかけて温度が上昇し、
デブをこんがりローストしていくので急遽予約し、出かけることにしました。
快速駅まで出て、エアポート成田へ乗って空港へ。
チェックインまで時間があるので、先に第一ターミナルビルへ行って早めにお昼をとりました。
松戸にある、人気ラーメン屋、とみ田の支店ですね。いっつも松戸や千葉駅のはクッソ並んでますけど、
ここでは並ばずすんなり入れました。まあ空港にラーメンだけ食いに来るバカはそんなおらんしな(昼寝しに来たバカはいるけどな)
最早定番とはなれど、王道のもちもち極太麺に魚粉もりもりの濃厚魚介豚骨はやっぱ暴力的ですよ。
んまい。時々「ゆずだゾ☆」と主張してくるゆずセンパイのさわやかさも素敵ですよティニエンヌ。なぜか大盛りはできないけど、スープ割もするので結局なんだかんだお腹は満足です。
そして、第一ターミナルからバスに乗り(同じ空港なのにバス使って移動ってヤバない?)第二ターミナルへ。地下に潜り、鉄道駅より奥へ奥へ、人気のない方へいきます。そして…
あったー!未来への入り口!
早速チェックイン。予約してる旨を告げ、代金(1h¥1500~)を払い、ガウン的なのやタオルが入ったバッグを受け取り、男女別になってる入り口をくぐります。
徹底的にモノトーンで、外国人にもわかりやすいよう、記号的なイラストをふんだんに使われたデザインは、容赦なく、人類が機械に支配されたディストピアSF的です。
ロッカールームで着替えて、靴をあのペナいスリッパに履き替えて奥に進んでいきます。奥にはずらっとトイレが並び、さらに奥にはシャワールームとカプセルルームがあります。
番号っていいですよね、管理されてる感じがすごくてわくわくする。
カプセルの上下も微妙に互い違いになってて、下に気を遣わず登れるのがよいです。
昼間だしほとんど誰もいないんですけどね。
カプセルの中はすごくシンプル。
カプセルホテルにありがちなテレビはなくて、コンセント1個と照明スイッチ、BGMスイッチ、そしてコーション的なアレ。BGMは波の音で、産まれる前の気分になります。とことん寝るための部屋って感じでよいですね。
圧迫感は少なく、意外に快適で、見たことのない海に思いを馳せるディストピア世界の下層民ごっこしてたらうとっとして1時間半ぐらい寝ちゃいました。
時間が迫ってたので慌ててチェックアウト。思ってたより満足感ありました。
カプセルホテルって、繁華街にある終電逃したおっさん達のパラダイスってイメージなので、
こうスタイリッシュでフューチャーな感じはすごくいいと思いました。
この9hは、カプセルホテルのおっさん要素である大浴場とか、食堂兼居酒屋を削って
とことん寝ることに特化してるんで、それも含めてSFっぽさが際立っててよかったです。カプセル内では飲食禁止なので、ディストピア飯はセットでやりづらいのが残念ですね。
他のところでも仮眠でのホテル利用(ご休憩でゎなぃ…)って結構ありかもしれないですね、たまーにやってみようかなって思います。
(9hで削られたおっさん要素は帰りに激安立ち飲み屋で補給しました)