なんか、やきとり大吉が地味に好きなんですよねってだけの話
なんか妙に気分が中途半端で曖昧な日ってありませんか
例えば急に降ってわいた休みとか、予定が延期になったり潰れたりとか、
アクセル踏んでたのに急にサイドブレーキ引かれたような日、ありませんか。
やらなきゃいけないことがあるのに、取りかかれず、かといって開き直ることもできない、そんな日、ありませんか。
そんな日ってどこまでも気分が曖昧で、ほっといて欲しいような、構って欲しいような、そこら辺まで曖昧になってきちゃってよくないんですよね。よし、酒です。
中途半端な存在、大吉
みなさんはこの赤い看板と赤提灯、見たことありませんか?
あーあるあると思ってくれた方もいるでしょ?
どちらかというと快速が止まるような大きい駅ではなく、
各停しか止まらない小さな駅の駅前とか、地下鉄であんま使われてない出口の近くに
ある印象ですよね。全国ほとんどの県にあるチェーン店なので、
なんか今一ピンと来なくて入ったことのない人も多いのではないでしょうか、
とんでもない、この「やきとり大吉」が曖昧な日にぴったりなんですよってお話なんです。
個人経営とチェーンの中間というか
この大吉って、チェーン店ではあるんですけど、なんと全国に900店以上あって直営店が1店もないんですよ。全部フランチャイズ店なんです。
そしてチェーン店にありがちなセントラルキッチン方式でなく、店主自ら近所の肉屋さんから肉を仕入れるそうです。
接客マニュアルなどもなし。研修はあるそうですが。
そして店内は狭くて、だいたいどこも10席未満のカウンターと数席のテーブルしかありません。店主一人でも店を回せるようにらしいです。
言ってみれば看板とメニュー以外は個人経営の焼き鳥屋そのものなんですよね。
チェーンだけど食べ比べてみると違いがよくわかる、店によっての居心地も違う、そういうところがあっていろいろな大吉にいってみたくなります。
私が行ってた大吉の思い出
千葉に引っ越してからは大吉行ってないんですよね、だいたい京成のマイナー駅沿いにある感じがする。仙台に住んでた頃は最寄り駅のすぐそばにあったのでそういう曖昧デーに行ってました。
スタコ(プレーンチューハイ) を頼むことが多かったです。ビールはプレモルだし、飲み物は基本サントリー提供です。
グリルも備長炭とか気取らず、電気グリルなのがまたいいですよね。
料理人未経験の人が経営しても安定して焼けるからでしょうけど。
飛び抜けておいしいというわけではないんですが、普通にうまい、そんな感じ。
新メニューだとか変わり種とか言っても、こっちの予想を超えてこない安心感がある。
シメの焼きおにぎりをぶっこんだおこげスープは大正義。
結構大吉は店主によって店の雰囲気だいぶ違うんですけど、
私が行ってたとこは来る者は拒まず去る者追わずというか、
お話しにくる常連の爺さんにはどんどん話しかけるし、
ほっといて欲しい感ある一人飲みのお姉さんには
最低限の会話とかでめっちゃ楽な感じだったんですよねえ。
もっと早く入っとくべきだったなあと思ったりしました。
そんな大吉ですけど、近所にないと曖昧気分の日は困るわけで、
かといって惣菜の焼き鳥で家大吉はなんか違うわけで、
引っ越したら家庭用の焼き鳥グリル買っちゃおうかなあとか思ってたりもするわけです。
弟が持ってるらしいから今度聞いてみようかな、使ってないなら貰えないかなあ。
とりあえず宝くじとかで7億円当たったら老後資金を残して私も大吉を開業したいと思います。
そんな感じで引っ越し1週間前ですが全然作業終わってねえ!曖昧!今日は以上!