神田屋を攻略してみよう(酒クズ編)
突然だが、「神田屋」を皆様はご存知だろうか。
「天狗」などの居酒屋ブランドでおなじみの、テンアライド株式会社による大衆居酒屋であり、
東京を中心に店舗ごとに名前を若干変えたりしつつも神奈川、埼玉、千葉の一都三県をメインに全国で29店舗ある、激安チェーン居酒屋である。天狗については色々と話したいところだが、それはまた別の機会に譲るとして、神田屋の紹介に戻ろう。
さて、普通に飲んでも安いこの神田屋であるが、より安く楽しむ方法が存在する。
それが、一日先着20名、立ち飲みカウンター限定の「せんべろセット」である。(店舗により多少異なるかもしれない)
まず入店したら店員の方に席を案内される前に、「せんべろで!」と声をかけよう。何も言わないと大抵普通に椅子席に通されちゃうぞ。
店舗次第では立ち飲みカウンターは結構適当な場所に配置されてるので、店員がめちゃめちゃ通って落ち着かなかったり、周りの椅子席の客にジロジロ見られたりするので、早々にメンタル強化のためにアルコールを入れていきたい。
そこで壁のメニューを眺めていると、店員さんからせんべろセット用の点棒を10本置かれる。ここから勝負が始まるのだ。(メニューは2022年10月のものです)
……あれ?9本しかないじゃん点棒と思ったそこのキミ!まだまだ甘いな!
私は点棒が運ばれてきた瞬間に返す刀で点棒を一本リリースし、パンチレモンサワーを頼んでいたのだ!
そしてレモンサワーを飲みながら、通常メニューとせんべろメニューの二つに視線を往復させ、「最適解」を探していく。点棒1本で110円相当(税込)。通常メニューを見ると、実は頼んでお得なメニューとそうでないメニューがあったりする。
通常メニューがこちら。
大抵はお得になっているが、焼き鳥は90円~だったり鶏スープは50円だったり実は損してしまうものもある。逆に、お得すぎるメニューにも罠があって、餃子など一部のメニューは、普通に頼む時よりもせんべろセット用は個数が減らされてたりする。
揚げナスしょうが(通常は253円だが、1点で食べられるため減らされている)
さて、つまみを選んでいくわけだが、私は10点中4点~5点を酒に割きたいため、つまみは5点~6点でやりくりしていくことになる。そこで、主に1点~2点で食べられるおすすめを紹介していく。
(左)カレーポテトフライ(通常メニューになし)1点
とりあえずマストで頼む枠。
(右)鶏レバー刺し(通常価格319円)2点
100円近くお得なので、レバーが嫌いじゃなければ頼みたい。もちろん生じゃなく低温調理なので安心ですよ。にんにく&ごま油がついてくるので、他の料理にも応用が効く。
秘伝のとりから(1個154円)1個1点
間違いないやつ。
砂肝刺し(通常価格319円)2点
コリコリおいしい。これも低温調理で安心。ごま油が付いてこないので、私はできればレバー刺しを頼みたい。
青唐辛子の卵炒め(通常価格319円)2点
結構辛いので油断しないでね、その代わりめちゃめちゃ酒は進む。
今日ディー氏が食べてたすき焼きは試し次第オススメだったらのっけますね。
牛すき焼き鍋はナーフされそうなぐらい交換レートが良い pic.twitter.com/hCdG40veIK
— 板東ディー (@champddd) 2022年12月17日
私は3点のシメ系のメニューは頼まず、別の店でシメを食べることが多い。ラーメンとか。例えば「昭和の中華そば」ってメニューが神田屋にあるけど、日高屋で食った方が安いしうまい。同様に神田屋って大体繁華街にあるので、餅は餅屋で他の店のが満足できるのよね……
そもそも私にとって神田屋という店が待ち合わせまでに軽く飲む0次会に使ったり、
帰る前に一杯ひっかける店としての需要で使うためなのである。一度腰を据えてじっくり神田屋でベロベロになるのもアリかもしれないね。
多分、2人ぐらいで点棒が20本になると、どう使うか?というのも話し合い含めて
楽しめると思うので、友達同士やカップルで、まだ立ち飲みに空きがある時間に神田屋で待ち合わせて、メインイベントの前にべろべろになって何もかんもわけわからなくなりましょうね!!!クリスマスにどうすか皆さん!!!